以前に試作した超音波モジュールが大きかったので、そのままではロボットに搭載は出来ませんでした。そこで、モジュールを作り直そうと思い、超音波センサーは再利用してロボットにも搭載できるサイズに小型化したモジュールにしようと考えました。インターネットで検索してみたら、ちょうどよさそうなのがあったのでが、よく調べてみるとCコンパイラーが今までのものと違い、初めてのものでした。
まず、CソースをそのままでのHI-TECH C Compilerではうまくいきませんので、新たにCC5Xの開発環境をMPLAB IDE(v8.xもサポート)に整備することにしました。どちらもPICマイコン用のフリーソフト版のC Compilerなので、費用はかかりません。
CC5XのCC5X free editionとマニュアルは、下記のURLにあります。
http://www.bknd.com/cc5x/download.shtml
【CC5X設定手順】
(1)上記URLからcc5xfree.zip とマニュアルをダウンロードします。
・cc5xfree.exe の実行形式はMcAfeeウィルスチェックでひっかかりましたので避けた方がよい。
・マニュアルのcc5x-34.pdf (~460k) CC5X User's Manual、device (header) filesは
headers.zip
(2)自分PCに適切な格納場所にディレクトリを作成して、cc5xfree.zipを解凍したファイルを全て
格納する。
・RELOC.INCだけをワーク領域にコピーする。
(3)MPLAB IDEを起動して、C Compilerを設定する
・最初はProjectWizardからデバイスを指定していくと、select language toolsuiteでCC5Xを
選択する。
・Browse.でCC5Xの格納場所を指定する
・MPASMとMPLINKに×がついていることがあるが、後で設定する
(4)Set Language Tool Location でB knudsen Data CC5X を選択する
・ExecutablesのMPASMとMPLINKの格納場所を確認し、指定にする。
・Default Search Paths & Directories の Include Search Path,${INCDIR}を選択して、
Browse.で格納場所を指定する。但し、格納場所は""で囲みます。
例:"C:¥Program Files¥cc5x"
以上を設定してOKをすれば、開発環境が出来上がります。