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I2C簡易アナライザを製作

 結局、I2C簡易アナライザを製作しました。ここまで準備したので、最低限の動作確認はしておき、また必要となった時に改造を検討することにしました。まだ、セラロックを購入していないのですが、PIC12F675とEEPROM(AT24C512)との通信をV850でモニターできるようにして配線しておきました。

 PIC12F675とEEPROM(AT24C512)は3.3Vでも動作するので、5Vから変更してV850の入力端子に直接接続できるようにして、入力を切り替えられるようにしました。

 電源はUSBからのみ供給として、V850ボードとPIC12F675+EEPROMに3.3V、LCDには5Vにしました。

 写真のようにスペースがないので、PIC12F675とEEPROM(AT24C512)はにあまり利用しないだろう予想してV850ボードの下に配置しました。

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    I2C簡易アナライザについて

    I2Cがうまく認識できなかったので、SDA(DATA)とSCL(CLOCK)の2線式の信号を調べるのにオシロスコープがあればすぐに分かるのですが、このために、オシロスコープを買う気にもなりません。少なくともI2Cのデータバスにどのようなデータが来ているのかを調べられる簡易アナライザはできないかと考えました。

     そこで、波形を見ることはできなくてもデータが分かる方法はないかインターネットで調べてみました。参考となるものが2件見つかりましたが、条件は出来る限り再利用して手持ち部品で製作できることとした。

    (1)PIC12F675をI2CにI/Fはソフトウェアで実現
    EEPROMに書き込まれたデータをI2Cを通して調べることが出来ます。
    http://homepage2.nifty.com/sfukuda/page111.html
    12F675とRS232CのI/Fモジュールがすでにあるので、20MHzの3端子セラロック(70円位)のみ購入すれば製作できることがわかりました。

    (2)v850と液晶表示の簡易アナライザ
       I2Cの通信データを直接見ることが出来ます。
    http://www.fumi2kick.com/komekame/archives/220
     InterFaceに付属してきたV850が手持ち部品にあるでチャレンジできそうである。液晶表示もちょっとキズはありますが使えるので、残りの部品や基板もほとんどあるので、これは新規購入部品なしで製作できそうである。

    とここまで調べていざ本格的に製作しようとした矢先に、RZ-1のI2Cの問題が解決してしまいました。

     簡易アナライザは必要なくなったので、V850と液晶表示だけでも製作しておこうと計画変更することにしました。そこまでできれば、改造しなければ簡易アナライザもできてしまうかもしれません。
     左の写真で8pinのICがPIC12F675で、8pinICソケットがEEPROM用です。プログラムは書き込み済みですが、まだ利用できません。

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      増設EEPROMの認識できる

       増設したEEPROMはやはりハード的に全く問題ありませんでした。予備のマイコンボードMR-C3024でも不具合が再現していたので、おかしいと思って、もう一つ新たに増設EEPROMを作り新しいEEPROMを差してテストしてみても同じで変化がありませんでした。ここまで確認したので、ハードは問題なしと判断しました。

       では何が問題なのかということで、犯人探しではなくて原因探しをしてみました。怪しそうなのが1箇所見つかりました。
       roboBASICのソフトの「設定」のメニュにある「コントロール形式」の選択が「MR-C3024F」になっていました。

      roboBASICのバージョンはV2.7.2です。これはWebのダウンロード版でなく、ROBOZAKのCD-ROM版をインストールしてあります。若干、違うようなのでCD-ROM版を推奨します。


      増設しているEEPROMはAT24C512で、2個は交換可能で、1個は固定です。

       この「コントロール形式」を「MR-C3024」にしたら、見事、増設したEEPROMを認識できました。確認のためにそれぞれのEEPROMに別のプログラムを書き込んでもちゃんと別々に読み出せるか確認してみました。これで以前とかわらずプログラムをスイッチで切り替えられることが出来ます。


      【結論】
       MR-C3024Fを選択するとI2Cのコントロールが出来ない。ISC(SDA,SCLポート)を使う時は、必ず、MR-C3024を選択する。
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        予備で購入したMR-C3024のファームウェアバージョンアップ

         予備で購入してあったMR-C3024のファームウェアを購入時のV2.5からV2.7にバージョンアップしておきました。roboBASICのV2.7を使用するのにはやはり最新にしておく必要がありそうなので、現在使っているMR-C3024とバージョンをあわせておく方が問題が少ないと考えました。

        (1)ファームウェアのバージョンの確認方法
        ・マイコンボードと転送が出来る状態にする
        ・roboBASICの「コントローラ情報」をクリックする
        ・MR-C3024の情報が表示される

        (2)ファームウェアのバージョンアップ方法
        ・roboBASICの「ヘルプ」の「MR-C3000/MR-C3024ファームウェアアップデート」をクリック
        ・小さいWindowの「OK」をクリックする
        ・マイコンボードの電源を入れなおす
        ・転送がスタートする
        ・完了するとWindowが消える
        ・コントローラ情報でバージョンを確認

        MR-C3024 ファームウェアをバージョアップした予備のMR-C3024で、忘れないようにアップしたことを追記しました。
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          『週刊 ロボザック』の掲示板は3/末で終了予告

          『週刊 ロボザック』の公式掲示板は「お助け掲示板」と「マスターズ掲示板」の2つの掲示板がありますが、HPには2010年3月末をもって、掲示板が終了することがアナウンスされていました。

           これから組立てる方はいないとは思いますが、今後、使用していていると何かとトラブルが発生するので、その原因が何かわからず困る方もいるのではないでしょうか。

           久しぶりに私のRZ-1を出して、ゼロポイント調整をしてバランスをチェックしてから、roboBASICプログラムも転送や編集ができるかを点検しました。一応、問題はありませんでした。以前から故障しているシリアルI2Cの増設ROMは認識しませんでした。
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            カレンダ

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